【 青い鯨 】自殺誘発ゲームで130人が犠牲に…..これはエグい…..

2017/03/17
今ロシアで多くの若者が自殺しているのを知っていましたか?
それも合理的な理由もないままにです…。
その原因がソーシャルゲームだというのです。
どういうことでしょうか?
若者の自殺者130人超え…
2017年2月27日、イルクーツク市にて2人の女子生徒がウスチ・イリムスク工業団地にある14階建てのマンションの屋上から投身自殺を図ったことが報道されました。
亡くなったのはヴェロニカ・ヴォルコワ(16)とその友人ユリア・コンスタンティノーワ(15)と言われています。
まだ10代半ばの少女が自殺なんて悲しすぎます。
しかし現在、ロシアではこのような少年少女の自殺や自殺未遂が急増しているのです。
その人数なんと、130人にも及ぶといいます。
分かっているだけなので、実際にはもっと多いのかもしれません・・・。
そんな自殺者の共通点が・・・
『フコンタクテ』というSNS内のゲームだというのです!
少年少女の自殺は、このSNSゲームの管理者に操作されたものだと見られています。
『青い鯨』という名のそのゲームは、『ゲームマスター』と呼ばれる管理者が参加者に課題を与え、それをこなしていくことを目的としています。
しかし、その内容がなんともおぞましいものだったのです・・・。
恐ろしいゲーム
ゲームマスターからの課題をプレイヤーはこなしていくわけですが、それがとてもゲームとは思えないものになっていきます。
ゲーム開始時は、
「一日中ホラー映画を見ること」
「朝は4時20分に起きること」
「指定された特定の音楽だけを聴く」
という実行可能な課題なのです。
しかし、ゲームを続けていくと
「腕と足にナイフなどでクジラの形を刻む」
などど痛みを伴うようなものになってくるといいます。
そして・・・
最後の指令が「50日目に自殺する」というもの。
少年少女は指令開始から 50日後に自殺するように命じられるのです。
SNSの中で青少年たちは
「“S”で始まる人生で最高のものは、家族(семя ‘semiya’)、土曜日(‘Saturday’)、セックス(‘Sex’)、そして自殺(‘Suicide’)だ」
と言われたこともあるようです。
ゲームマスターの言葉が絶対!というように洗脳されていってしまったのでしょうか・・・?
最後の言葉
投身自殺の犠牲者の少女ユリアは両腕に言葉を複数彫っており、SNSに大きな青い鯨の画像と共に「終わり」と書き残していました。
また、彼女の友人であるヴェロニカも同様に「感覚は失われた……終わりね」と最期に投稿していたのです。
ヴェロニカは普段から「みんなも自分がだんだん役立たずになってるって感じてない?」「わたしはただの幽霊だ」など、悲壮的な投稿を定期的にしていたことが確認されているそうです。
犠牲者の少年少女たちは、皆家族関係は良好で、豊かな暮らしをしていたと伝えられています。
そのため、自殺の原因はこのゲーム以外には考えられないそうです。
やはり、課題をこなしていくうちに「従うことが正しいこと」だと思ってしまうのでしょう。
洗脳し若者を思い通りに操り自殺に追い込む。
一体なにがしたいのでしょうか・・・。
ゲームマスターとは?
今回の事件でカギを握るのは、『ゲームマスター』でしょう。
ゲームマスター、つまりこのSNSゲーム『青い鯨』の運営者たちは、子どもの習慣や興味を熟知しており、子どもたちの好む言葉や方法を駆使して自殺を誘発しています。
そのため、心理学に精通しているのではないかと考えられますね。
少女たちには「太っている」、少年らには「(この世界での)負け犬」と囁き、「選ばれし者だけの世界がある」と洗脳する狡知も持ち合わせていたのです。
少年少女を巧みに操り自殺に追いやる『ゲームマスター』
一体何を考え、何のためにこんなことをしているのでしょうか・・・?
相手を自分の思うように操るのを楽しむような殺人鬼も存在します。
もし仮に、今回の犯人もそんな自分の猟奇的嗜好を満たすためだけに130人もの若者を自殺させたのだとしたら・・・
とてもじゃないですが許されることではないですよね。
経営者が早く罰せられ、もう被害者が出ないようになるといいと心から思います。
今回はロシアで起きたことですが、SNS上のことなので世界中どこかでまた起きないとも限りません。
二度とこんなことが起きないように取り締まることは出来ないのか・・・。
インターネットの発達もいいことばかりではないのですね。
画像引用;「Daily Mail」
引用元:https://vipper-trendy.net/