親会社がブチ切れて衝撃の展開に…セブンイレブンのペナルティ罰金。

2017/02/04
セブンイレブンで風邪で欠勤したアルバイトの女子高校生に罰金をかしていたことが話題となりましたが、
親会社がブチ切れて衝撃の展開になりました。
セブンイレブンのバイトに罰金が話題に
今回問題が発覚したのは、東京都武蔵野市内のセブンイレブンの加盟店です。
16歳女子高校生のアルバイトが、2017年1月中に風邪のため2日間、合計10時間を病欠で休んだことに対し、休む代わりに働く人を探さなかったペナルティーとしてその分の代金を罰金としていたのです。
これに対し女子高生が、SNS上で明細の画像を公開したことにより、ネット上で話題を呼んでいます。
10時間分の9350円を差し引いて給料を出していたのです!
事実関係が明らかとなり、親会社である「セブン&アイ・ホールディングス」は
「加盟店の法令に対する認識不足で申し訳ない」
と釈明しました。
病気で罰金は労働基準法違反に該当するのです。
また、事実関係を把握し
「労働者に対して減給の制裁を定める場合、減給は1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が賃金総額の10分の1を超えてはならない」と定めた「労基法91条(制裁規定の制限)に違反する」
と指導したと言います。
本来、罰金は裁判所で決めて『国などが徴収するもの』であって、個人が受けとる事は出来ないのです。
減給の制裁も制限以内であっても、雇用契約書に書かれているとか雇用される側が承認していないと法令以外は1円足りとも引くことは出来きません。
ただし、無断欠勤、無断退社(退職)、職務怠慢などによる損害賠償に当たるものは、別の問題です。
きちんとした対応をしたように思えますが、セブンイレブン側・本部の最初の対応も信じられないものだったのです。
「フランチャイズだから関与してません」
という回答だったと言います。
女子高生が労働基準監督署に相談したところ、「法律違反なので明細を持って相談に来てください」と言われたため行動し、上記のような釈明をしたのでしょう。
加盟店もおかしいと思いますが、親会社も結局おかしいですね…。
大事にならないと対応しないなんて、バイトのことなんて考えていないのでしょうか?
加盟店の言い訳
罰金に対し、セブンイレブンで加盟店の言い訳は「代わりの人間を見つけることを怠った」という意味不明のもの。
代わりの人材を探すのは加盟店オーナーの仕事なので、これは間違いですよね。
病気に罰というなら、きちんと健康保険に加入していて、健康的な生活を送れるように「サービス残業をしない」、「十分に休憩」や「食事時間も取れる」など福利厚生をしている上での罰金なのか?という問題も出てきます。
「病気になっても働け」というのなら、風邪を引いていてもウイルスをまき散らしながら仕事をしろということですかね。
来店する客にウイルスをまき散らすコンビニに行きたいと思う人はいないでしょうに…。
親会社は激怒し・・・
アルバイトの女子高校生がかぜで欠勤したことを理由にペナルティーとしてアルバイト代金を差し引いていたことがわかり、会社側は不適切だとして店に返金を指示しました。
さらに、他にもバイトの店員がサービス残業させられたり、季節品の商品にノルマまで課せられることもあったそうです。
セブン&アイ・ホールディングスの広報担当者によると、この事態は把握しているそうで、現在、社内で事実関係の調査を行っているそうですね。
しかし、同店舗では以前から欠勤分のバイト代を
給与から減額する独自のルールをオーナーが定めていたようです。
バイト罰金を暴露した母親の現在
娘がバイト先のセブン-イレブンで不当な扱いを受けたことを、母親がTwitterとブログで暴露して騒然となりましたが、
その後、暴露した母親は
問題が発生した店を尋ねたが、回答できないという。
「これ以上は、大事にしたくないので」
というのが、その理由だった。
ネットの反応
・加盟店にペナルティを課せよ。
・炎上させないと動かないクソ会社
・たとえ正社員相手でも許されないのに、アルバイトに何を期待してるの?
・ひどいよね、なめくさってる
・こういうニュースを見るとセブンに行きたくなくなるよね