「私の車を壊しまくっているアナタへ」 女性の意外なメッセージに犯人は…

オーストラリアのパースで頻繁していた車上荒らし。

周辺に駐車されていた車のガラスを割り、車内にあった金目の物を奪って行く手口で、多くの被害が出ていました。

そんな車上荒らしに車のガラスを割られてしまった28歳の女性。彼女が家の前に掲げた犯人へのメッセージが大きな注目を集めました。

「もし食べ物が必要なら…」

彼女がメッセージを貼り付けたのは自宅のフェンス。

そこに書かれた内容は犯人への恨み節ではなく、犯人の気持ちに寄り添ったこんな内容でした。

「私の車を壊しまくった人へ。
そして、近隣住民の車のガラスを割ったアナタへ」

「こんなことをされて私たちは、とても悲しい気持ちです」

「だから、もしあなたが食べることに困っているなら、私がご馳走しますよ。
暖をとるための毛布や寝床が必要なら、いつでも貸してあげます」

「そして、何より重要なのは私たちは友達になれるかもしれないってことよ」

Facebook ーより和訳

犯人を責めるのではなく、「手助けしますよ」というメッセージ。

もちろん、この犯人が生活に困って車上荒らしをしているとは限りません。愉快犯もいるでしょうし、遊ぶ金ほしさに犯行を繰り返している可能性もあります。

しかし、彼女はそうは考えませんでした。

「この地域で仕事を見つけることは簡単ではありません」

「私もシングルマザーで日々のやりくりは、正直厳しい。
でも、友人や周囲の人が助けてくれるわ」

「犯罪を犯している人に怒りをぶつけるのは簡単だけど、『助けてあげたい』という気持ちを示す方が大切なんじゃないかしら」

彼女のメッセージが犯人に届いたかどうかは分かりません。

しかし、少なくとも、このメッセージを掲げてから近隣での車上荒らしはピタッとなくなったと言います。

彼女の行動にはリスクもあるでしょう。犯人がメッセージを快く思わなければ、メッセージを掲げている家に危害を加える可能性もあります。

そんな女性の勇敢で、心温まる振る舞いに多くの賞賛の声が寄せられています。

  • 「感心しました。あなたは広い心を持っていますね」
  • 「犯罪を抑止する最良の方法かもしれない。防犯カメラを設置するよりも、ずっとね」
  • 「本当に素晴らしい精神。尊敬します」

今のところ、「メッセージを見た」と言って食べ物をもらいに来た人はいないと言いますが、女性は「いつでもどうぞ!」と語っています。

罪を憎んで人を憎まず

言うのは簡単ですが、実際にやるのは決して簡単ではありません。だからこそ、この女性のホスピタリティにあふれた行動に多くの賞賛が集まっているのかもしれませんね。

引用元:http://grapee.jp/229854

-総 合